「年収以上に大切なこと」に気付こう

行政書士は「平均年収500~600万円」と言われる職業ゆえ、現在行政書士を目指されている方の中には「資格をとってしっかり稼ぐぞ!」という意気込みの方もたくさんいることと思います。

かくいう私自身も、実は行政書士の年収に惹かれてこの業界に飛び込んだ者のひとりです。
もちろんそれだけではなくて、仕事のやりがいや独立開業への夢というのも大きな要素ではあったわけですが、現実問題としてお金という要素は大きかったように思います。
やりがいや夢だけでは、食べていけませんからね。


実際に開業して4年目を迎えましたが、行政書士としての年収は450万円。

現実はなかなか厳しいようで、まだまだ一般的な平均値には至らない、というのが現状です。
それでも私は思い切ってこの仕事に挑戦して良かったと思えますし、自分なりにある程度の将来性も感じています。
もし、行政書士の年収だけでこの仕事を選んでいたとしたら、平均年収にも満たないのにここまで満足は出来ていないでしょう。
実際、「たいして稼げない」「仕事がない」という理由から、開業3年以内に廃業を決めてしまう割合は新人行政書士のおよそ80%とのこと。

現実は決して甘い世界ではないので、軌道に乗るまでちゃんと前を向いていられるような「何か」がなければ続かないのです。
私の場合は、人に頼りにされることの喜びや、実際に人の役に立てた時の達成感などがモチベーションにつながっていますが、同時期に開業した知人によると「会社に縛られない自由こそが行政書士の良さ」とのこと。
行政書士が年収以上に大切と思えることは、人によって様々です。

実際に行政書士になってみて、年収以上に大切なことに気がつけるかどうか。
もしくは開業以前から、行政書士という仕事に年収に勝る「夢」を持てるかどうか。
開業を志す方は、今一度そのあたりを見つめ直しておくと良いかもしれませんね。



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