稼ぎたいからこそ、適性価格にこだわりましょう

新人行政書士にとっての目下の課題は、生活していけるだけの年収や仕事を確保すること。会社員であれば就職さえできれば毎月一定額の給料が約束されますが、独立開業者はそうではありません。開業したその瞬間から、不安定な宙ぶらりん生活が始まるのです。


【安易な値引き競争は、相場価格の没落を引き起こすだけ】


「仕事が欲しい」「でも、新参者に新規参入の余地はない」
このような状況下において引き起こされる“新人行政書士による値引き合戦”は、いつの時代にも後を絶ちません。顧客にとって安さが魅力、新人にとっては仕事依頼が増えるということで、双方の利害関係がぴったりマッチしてしまうために、安易な値引きはなくなることはないのです。

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しかしながら、行政書士としてしっかり年収確保したいなら、値下げ競争に足を突っ込むべきではありません。なぜかといえば、

・そもそも安い報酬で仕事を引き受けてしまえば、その後の値上げが難しくなる
 つまり、永遠に安い報酬しか得られなくなる

・単価の安い仕事で年収増を狙うなら、どうしても仕事量自体を増やす必要がある
 結果、ミスが起こったり、一つひとつの仕事が雑になったりする

・あまりに安い報酬であれば、行政書士の仕事そのものへのモチベーションが低下する

・値下げ競争が激化すれば、業界全体の報酬相場にも影響が出てくる
 行政書士という仕事自体が低年収で稼げない仕事になりさがる可能性も


など、個人レベルから業界全体に至るまで、値引き合戦による悪影響は多岐に渡り及ぶようになるからです。

 皆さんが行政書士としてしっかり年収を上げたいと願うなら、くれぐれも仕事の安売りはやめましょう!業界として“稼げる土壌”作りに臨まなければ、行政書士全体が不幸になっていくだけです。


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